⑱HeNe レーザー出力のプロット線とウォームアップ中の偏光モード(その1:偏光モードの採取方法とプロットグラフ)
2022年 10月05日
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ここに出力対時間のいくつかのプロット線があります。これらはほぼ入手可能な最も短いものから中くらいのサイズまでのいろいろな HeNe レーザーチューブとヘッドからのデータです。 (より長いチューブでは外観は極めて類似していますが、出力面でより短期の変動が見られるでしょう。) プロット線の形状はレーザーキャビティの熱膨張のためにネオンゲインカーブに沿って縦モードが動くという「モードスイープ」あるいは「モードサイクリング」と呼ばれるものの主たる結果です。ただしプロット線が長い時間(例えば、ウォームアップ時間の大部分)をカバーすると、上記の他の要因により出力が増加していく傾向を一般的に示すでしょう。