光渦(OV)は、軌道角運動量(OAM)多重化により光情報容量を大幅に向上させることが期待されています。OAM技術のオンチップ統合の必要性から、波長制限されたポラリトンOVの研究が促進されました。しかし、自由空間ビームから表面ポラリトンへの変換に使用される構造によって刻印されたトポロジカル秩序は、製造後に本質的に固定されます。ここでは、分散駆動のトポロジカル電荷増倍によりこの制限を克服します。シリコンカーバイド膜上の低損失表面フォノンポラリトン(SPhP)の強いサブリニア分散を利用して、OVトポロジカル電荷を約~3%の小さな周波数範囲内で切り替えます。ホイヘンス原理を適用して、近接場イメージングによって検出された実験的OVのトポロジカル秩序を定量的に評価します。さらに、高次ポラリトンOVで複数のトポロジカル電荷が共存することを予測する重水素効果を調査します。私たちの研究は、ポラリトニックOVのトポロジカル電荷を操作する実行可能な方法を実証し、中赤外線周波数における新しいOAM対応の光物質相互作用の探究への道を開きます。