Vexlum社は、約 1180nm で発光する高出力光ポンピング垂直外部共振 器面発光レーザーを報告します。この自励レーザーは、ヒートシ ンク温度 0°Cで 72W、室温(20°C)近くで 53Wの出力を生成しまし た。高出力動作のために効率的な熱抽出を可能にするため、 GaAs ベースのゲインミラーは、TEC 冷却銅マウントに取り付け られた 2mm 厚のダイヤモンドに接着されました。さらに、共振 器内に複屈折フィルターとエタロンを組み合わせて使用すること でレーザーのスペクトルを 0.06nm に絞り込み、ヒートシンク温 度 20°Cで最大 19Wを生成しました。この実証は、1180nm放射の 周波数倍増を使用するナトリウムレーザーガイド星適応光学の実 現に新たな展望を開くものです。