高度非線形高屈折率コントラストデュアルコアファイバーにおけるフェムト秒パルスの広帯域自己スイッチング (Fastlite社)

2025年 03月26日

PDFダウンロード:

本論文では、高度に非線形で高屈折率コントラストのデュアルコアファイバーで、波長1700nmのフェムト秒パルスのパルスエネルギー制御非線形自己スイッチングを実証します。ファイバー構造は、2つのマイクロディメンションコアと、社内で開発された2つの熱的に整合したソフトガラスでできた固体クラッドで構成されています。異常分散領域で35mmのファイバー長で、入力パルスエネルギーが1nJから3nJに単調に増加すると、ダブルスイッチング動作が観察されました。空間強度分布測定により、16.7dBのスイッチングコントラストが確認され、2つの出力チャネルの記録されたスペクトルから、150nm以内の広帯域スイッチング動作が明らかになりました。得られた結果は、新しいタイプのソリトンスイッチングを示しており、以前の実験作業と比較して大きな進歩を示しており、高い応用可能性を秘めています。

PDFダウンロード:

pagetop