適応可能な特性を示すコンパクトなナノフォトニック素子は、補償光学や空間光変調器などの強力な光学技術の小型化に不可欠なコンポーネ ントである。大型のものは機械的な作動に頼るのが一般的であるが、ミクロなスケールでは固有のスペース制限のために望ましくない場合が ある。ここでは、共振プラズモニック・メタサーフェスと相変化材料Ge3Sb2Te6を組み合わせた、高集積アクティブ光学部品の新しい設計コンセプ トを提案する。特に、ビームスイッチングと遠近両用レンズを実証し、同じ設計原理に従うプラズモニックメタサーフェスを採用した多数の能動 光学素子への道を開く。