概要:高エネルギーフェムト秒イッテルビウムドープファイバー増幅器ポンプをベースに、3070nmと1550nmで数サイクルパルスを放射するOPCPAアーキテクチャを提案し、実証します。ポンプパルスの持続時間が短いため、バルクYAGで生成される1.4~1.7μm信号範囲のスーパーコンティニュームによる直接シーディングが可能になります。また、システムに沿った分散管理が簡素化され、光ゲイン帯域幅が広くなります。デュアル出力システムは、1550nmで20μJ、49fsの信号パルスと、3070nmで10μJ、72fsのアイドラーパルスを出力します。最後のMgO:PPLNベースのOPCPAステージでのビーム歪みによる出力スケーリングの制限について説明し、調査します。